暖かくなると、堤防にはいろいろな魚が回ってくる。「子どもと一緒に釣りをやってみたいけど、何を準備すればいい?」「釣り方がわからない」——そんな家族におすすめなのがサビキ釣りと穴釣りだ。
どちらも道具がシンプルで、子どもでもすぐ釣れる。この記事では、釣歴20年のミケ丸が2つの釣り方をまとめて解説する。家族でたくさん思い出を作ってほしい。
サビキ釣り|小魚がたくさん釣れる定番
サビキ釣りは、アミエビ(撒き餌)でアジやイワシを寄せて、疑似餌のついた仕掛けで釣る方法。小魚が群れで回ってくれば、子どもでも次々と釣れる。家族の釣りデビューにいちばん向いている。
必要な道具
- 竿・リール
- サビキ仕掛け
- アミエビ(撒き餌)
この3つだけで釣りはできる。対象はアジやイワシなど20cm程度の魚なので、竿やリールは高性能なものでなくて大丈夫。竿の長さは長すぎても短すぎても扱いづらいので、2m前後がおすすめだ。
仕掛けの付け方
- リールから糸を出して、竿のガイドに通す
- サビキ仕掛けに糸を結ぶ
- 仕掛けの一番下にアミカゴを取り付ける

アミエビ(撒き餌)の使い方
アミエビには2タイプある。
- チューブタイプ:手が汚れず匂いもつかない。ただし固さを調整できず、底まで落とす間にカゴから出てしまいやすい
- 冷凍えさ:コスパがよく、好みの固さに調整できる。ただし溶かす時間がかかり、手が汚れてバケツも必要
子連れで手軽に始めるならチューブタイプ、しっかり釣りたいなら冷凍えさ、という使い分けでいい。
サビキ釣りのやり方

狙った場所で竿を上下にゆっくり動かし、アミエビをふわーっとカゴから出していくイメージ。深い場所を狙うときはカゴに押し込むようにアミエビを詰めるのがコツだ。水深によって釣れる魚の大きさや種類が変わることもある。
🐈 ミケ丸の一言
サビキは「魚が回ってきているか」がすべて。回ってきていれば爆釣、いなければ撒いても無反応。だから常連さんが竿を出している場所に入れてもらうのが手っ取り早い。子どもが飽きる前に1匹釣らせたいなら、これがいちばん確実だ。
穴釣り|手が汚れにくく、季節を選ばない
「サビキは手が汚れる、匂いが気になる」という家族には穴釣りがおすすめ。テトラや堤防の石の隙間にいる根魚を狙う釣りで、サビキより手軽で、それなりに釣果も望める。
穴釣りの魅力と釣れる魚
瀬戸内のメインターゲットはアイナメ・カサゴ・アコウ(キジハタ)。サビキはアジやイワシが回ってこないと釣れないが、穴釣りは根魚がいる場所を目指して釣るので、季節に関係なく安定した釣果が望めるのが一番の魅力だ。
必要な道具
- リール:2000番程度(ダイソーのリールでもOK)
- ロッド:2m前後の竿(子どもには1m20cmくらいが使いやすい)
- ライン:3〜5号(12〜20lb)
- ブラクリ:オモリ付きの針。1〜4号程度
- エサ:ボイルエビ、青虫などのゴカイ、サバの切り身など
穴釣りのポイントとやり方
狙うのは、堤防の足元の岩の隙間やテトラポットの隙間。海藻が絡む隙間も狙い目だ。
やり方は3ステップ。
- ブラクリにエサをつける
- 隙間(ポイント)を見つける
- 仕掛けを隙間に落として着底させる
これだけ。子どもでも簡単に釣れる。思いがけない大物が出ることもある。ただしテトラの上は足場が悪いので、必ず大人が付き添い、ライフジャケットを着用すること。
🐈 ミケ丸の一言
穴釣りの楽しさは「自分で穴を見つける」ことにある。同じ堤防でも、釣れる隙間と釣れない隙間がある。子どもと一緒に「次はこの穴」と探していく時間が、けっこう宝物だったりするよ。
サビキと穴釣り、どっちから始める?
- とにかく数を釣って子どもを楽しませたい → サビキ釣り(魚が回っていれば爆釣)
- 手の汚れや匂いが気になる・季節を問わず釣りたい → 穴釣り(道具を落とすだけ)
どちらも安い道具で始められる。家族の好みに合わせて選べばいい。慣れてきたら両方やってみるのもおすすめだ。
釣りに行く前の安全準備も忘れずに
子連れの釣りでは、釣具以上に「安全装備」が大切。ライフジャケット・帽子・経口補水液・救急セットは必ず用意したい。詳しくは下の関連記事にまとめている。
まとめ
- ✅ サビキ釣りは小魚の数釣り。魚が回っていれば子どもでも爆釣
- ✅ 穴釣りは根魚狙い。手が汚れにくく、季節を選ばない
- ✅ どちらも安い道具で始められる。家族の好みで選ぼう
- ✅ ライフジャケットなど安全装備は必ず用意する

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