こんにちは、ミケ丸です。
かぶせ釣りを始めたいけど「カキってどこで手に入れるの?」「針への付け方が難しそう…」と感じていませんか?
実はミケ丸も最初はそこでつまずきました。カキの扱いさえ覚えてしまえば、あとは堤防からチヌをどんどん狙えるようになります。この記事では、エサとなるカキの入手方法・割り方・針の付け方・保存方法を、実際の経験をもとに徹底解説します。

かぶせ釣りでカキを使う理由
かぶせ釣りは広島・瀬戸内発祥の伝統釣法です。堤防の壁面や牡蠣筏の周辺にはカキが大量に付着していて、チヌはその付着カキを日常的に食べています。つまりカキはチヌにとって最も身近なエサであり、釣り針に付ければ違和感なく口を使わせやすいのです。
また、カキは比重が重く底まで真っすぐ落ちるため、流れのある瀬戸内の潮でも仕掛けが安定しやすいという利点があります。
カキの入手方法|コスパ順に紹介
① スーパー「エブリィ」鮮魚コーナー(最安値・ミケ丸の一番のおすすめ)
広島エリアのスーパー「エブリィ」の鮮魚コーナーで、殻付きカキが30個前後で1,000円程度で購入できます。釣具店で買うより圧倒的にコスパがよく、ミケ丸はほぼここで調達しています。
「加熱用」として売られているものでOKです。釣り用に特別なものを選ぶ必要はありません。前日までに購入しておいて大丈夫ですし、パックのまま冷蔵庫で保管できます。現場ではバケツに出すと使いやすいです。
② 地元の釣具店で購入する
広島・呉・竹原・三原など瀬戸内エリアの釣具店では、かぶせ釣り用のカキ(殻付き)を取り扱っている店があります。1袋(10〜20個入り)で数百円〜1,000円程度。エブリィより割高になりますが、釣具店に行くついでに購入するのは便利です。
③ 漁協・直売所・養殖場から直接入手する
江田島・宮島・倉橋島などの牡蠣養殖が盛んなエリアでは、養殖場や漁協の直売所でカキを購入できる場合があります。鮮度が高く量も多く買えるのがメリットです。
1釣行に必要な量
30個を目安に持っていけば十分です。コマセとして撒く分も含めると、釣れている時は2時間で使い切ることもあります。
釣れた時は気持ちよく帰ればいい——ミケ丸はそう思っています。「もっと釣りたかった」くらいで帰るのがちょうどいい。カキを使い切って竿を納めるのも、釣りの気持ちよい終わり方のひとつです。
カキの割り方(開け方)|ラジオペンチを使おう
カキを釣りに使うには、殻を割って中の身を露出させる必要があります。ミケ丸がおすすめするのはラジオペンチです。

割り方の手順
- カキを手に持ち、平らな面(蓋側)を上にする
- ラジオペンチで殻の合わせ目付近を挟み、パキッとひねるように割る
- 割れたら中の身が入っている深い方の殻を残す
- 深い方の殻に身が残った状態にする(この状態で針を付ける)
慣れるまでは軍手をはめて作業しましょう。殻の縁は鋭く、素手だと手を切る危険があります。
針の付け方|ふわっと軽くかけるのがコツ
針の付け方は後ろの方の身にふわっとかける感じでOKです。貝柱まで深く刺す必要はありません。あえて軽くかける程度で十分です。
なぜかというと、かぶせ釣りはリールをフリーにしてラインにテンションをかけずに落とす釣りだからです(タックルガイド参照)。テンションがかかると針からエサが外れてしまうため、そもそも強くかけても意味がありません。ふわっとかけておいて、リールフリーでそっと落とす——これが正しい使い方です。
針のサイズについて
チヌ針5〜7号あたりが一般的ですが、正直なところ針の銘柄や細かいサイズよりも、落とし方や場所選びの方が釣果に大きく影響します。釣具店にあるものを使えば問題ありません。
撒きエサ(カキガラ)の使い方
かぶせ釣りの最大の特徴は、仕掛けを落とした後に割ったカキの殻(ガラ)を仕掛けの真上から「かぶせる」ように撒くことです。
- ラジオペンチで割りながら足元に落とす
- 仕掛けの真上から落ちるように投入する
- カキの欠片が底まで舞い落ちることで、チヌが興味を持って浮いてくる
ミケ丸は1投ごとに5〜6個を目安に撒いていますが、魚の気配が濃いときは多めに使うこともあります。
カキの保存方法|鮮度を保つコツ
カキは前日までに購入してOKです。パックのまま冷蔵庫(野菜室)に入れておけば翌日も十分使えます。当日の釣り場ではバケツに出すと作業しやすいです。
釣行中の保存
- クーラーボックスに入れるが、直接氷に触れないように注意(氷焼けで身が崩れやすくなる)
- 濡れタオルや濡れ新聞紙で包んだ状態でクーラーへ
- 夏場は特に傷みが早いため、釣行時間に合わせた量を購入すること
季節によるカキの状態の違い
カキは食用として旬が「冬〜早春(11〜3月)」ですが、釣り用としては春〜初夏(4〜6月)も十分使えます。ただし産卵後(晩春)は身が痩せて薄くなるため、春の乗っ込みシーズン(3〜4月)が針持ち・食いともにベストな時期です。
4月下旬〜5月上旬のゴールデンウィーク前後は瀬戸内の乗っ込みチヌが最高潮を迎えます。この時期はカキのエサが効果的で、型の良いチヌが狙えます。
まとめ
かぶせ釣りのエサ「カキ」についてまとめると:
- 入手先:スーパー「エブリィ」が最安値(30個約1,000円)→釣具店→漁協の順がおすすめ
- 割り方:ラジオペンチが安全・簡単でおすすめ
- 針の付け方:後ろの方の身にふわっと軽くかける程度でOK。テンションがかかると外れるので軽くかけるのが正解
- 撒きエサ:仕掛けの真上からカキガラをかぶせるように撒く
- 保存:前日購入OK・パックのまま冷蔵保管・当日はバケツに出して使う
- 必要量:30個を目安。釣れている時は2時間で使い切ることも
カキの扱いに慣れると、かぶせ釣りが一気に楽しくなります。ぜひ今年の春の乗っ込みシーズンに試してみてください。瀬戸内の堤防でチヌを待つあの時間は、何年やっても最高です。
ご質問はコメントでどうぞ!ミケ丸でした。


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