かぶせ釣りで釣果に差がつく、いちばん大きな要因。それは、仕掛けでも技術でもありません。ポイント選びです。
どれだけ良い竿を使っても、チヌがいない場所では1匹も釣れません。逆に、チヌが集まる場所さえ見つけられれば、初心者でも良型が出ます。
この記事では、釣歴20年のミケ丸が瀬戸内を釣り歩いて掴んだ「ポイント選びの法則」と「釣り方のコツ」をまとめます。
🐈 ミケ丸の一言
白状すると、ぼくも昔は「人がいる場所」で何となく竿を出していた。だけど、釣れる場所には理由がある。それが分かってから、釣果がぐっと安定した。
かぶせ釣り ポイント選びの3つの法則
法則①|カキ養殖筏の周辺を狙う
かぶせ釣りのエサはカキ。そしてチヌは、カキを日常的に食べて育っています。カキ養殖筏の周辺は、年間を通じてチヌが集まる一級ポイントです。筏が見える堤防、その近くの岸壁を最優先で探します。
法則②|潮が動く「角」や「先端」を狙う
堤防の角、先端、船道沿い——潮がよく動く場所は、エサも酸素も流れてきて魚の活性が上がります。まっすぐな壁の中ほどより、地形が変化する場所のほうがチヌは着きやすい。
法則③|足元に「変化」がある場所を狙う
足元にカキ殻が付着している壁、敷石、捨て石、テトラ——障害物や変化のある場所にチヌは身を寄せます。逆に、ただの砂泥底でつるんとした壁の前は反応が薄い。足元を覗き込んで、カキが付いているかを確認してみてください。
🐈 ミケ丸の一言
いちばん簡単なのは、足元にカキが付いている壁を探すこと。チヌのエサ場が、そのまま釣り場になる。シンプルだけど、これがいちばん効く。
かぶせ釣りの釣り方|基本の4ステップ
① コマセ(砕いたカキ殻)を撒く
砕いたカキ殻を堤防の際にパラパラと撒きます。カキの香りと白い破片が、チヌを足元へ呼び寄せます。
② 仕掛けを壁ギリギリに落とす
針にカキを刺し、リールをフリーにして壁スレスレに落とします。オモリがないので、カキが自然な速さで沈みます。壁から離れるほどアタリは減るので、際を意識します。
③ アタリを待つ
道糸のフケを一定に保ち、アタリを待ちます。「糸がスッと走る」「道糸が止まる」「穂先がモゾモゾする」——波のリズム以外の動きが出たら、それがアタリです。
④ 迷ったら合わせる
これが鉄則です。「アタリかな?」と思ったら、とりあえず合わせる。空振りしても気にしない。エサだけ取られて終わるより、ずっといい。
春の乗っ込みが最大のチャンス
かぶせ釣りは年中楽しめますが、春(3月下旬〜5月上旬)が間違いなくベストシーズンです。
チヌは春、産卵のために浅場へ接岸します。これが「乗っ込み」。体力をつけるため積極的にエサを追い、大きなカキの塊にも果敢にアタックしてきます。アタリが明確になり、40〜50cm超えの良型も混じりやすい。3月後半〜4月の大潮前後を狙って釣行を組むのがミケ丸流です。
釣果を上げる、ちょっとしたコツ
- 同じ場所を撃ち続けない:30分反応がなければ、数メートル移動。チヌは点で着いている
- コマセは少しずつ長く:一度に撒きすぎず、こまめに足して魚を留める
- 潮が動く時間を狙う:満潮・干潮の前後、潮が動く時間帯にアタリが集中しやすい
- カキは大きめを基本に:小さいエサはエサ取りに取られやすい
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🐈 ミケ丸の一言
ポイント選びは、慣れれば歩きながら分かるようになる。「ここ、カキ付いてるな」——その目が育つと、初めての釣り場でもチヌが釣れる。

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