アオリイカは春と秋に接岸する人気ターゲット。瀬戸内・山陰では、ゲーム性の高いルアー釣り「エギング」と、生き餌を使う「ヤエン釣り」の2スタイルが主流だ。この記事では、それぞれの道具・仕掛け・釣り方のコツを解説する。
目次
アオリイカの2つの釣り方
① エギング
エビに似た形の疑似餌「エギ(餌木)」をしゃくりながら探るルアー釣り。ダート(横方向の動き)とフォール(沈下)でイカを誘う。手軽に始められて、近年いちばん人気のスタイルだ。
- 適した場所:磯・堤防・藻場周辺
- ベストシーズン:春(3〜5月/産卵期の大型)・秋(9〜11月/数釣り)
- 有効な時間帯:朝マズメ・夕マズメ・夜間
② ヤエン釣り
活き餌のアジをウキで泳がせ、抱きついたアオリイカに「ヤエン」と呼ぶ引っかけ道具を送り込んで取り込む釣り。大型を狙いやすく、根強いファンがいる。
- 適した場所:磯・堤防(アジが泳げる水深3m以上)
- ベストシーズン:春(大型狙い)
- エサ:活きアジ 10〜15cm
🐈 ミケ丸の一言
「どっちから始めればいい?」とよく聞かれる。ぼくの答えは断然エギング。道具が少なく、生き餌の管理もいらないから、思い立った日にすぐ行ける。ヤエンは大型に強くて面白いけど、活きアジの確保がまず一仕事。まずエギングでイカの引きを覚えてから、ヤエンに広げるのがいい。
エギングの道具と仕掛け
- 竿:エギングロッド 8〜9フィート(ML〜M)
- リール:スピニング 2500〜3000番
- ライン:PEライン 0.6〜0.8号 + フロロリーダー 2〜2.5号
- エギ:2.5〜4号(秋は2.5〜3号、春は3.5〜4号)
- その他:エギケース、偏光グラス
エギングの基本テクニック
- シャクリ:2段シャクリ(2回連続でシャクる)でエギをダートさせる
- フォール:シャクリ後はラインを張らず緩めず、カーブフォールで沈める。アオリイカはこのフォール中に抱くことが多い
- アタリの取り方:フォール中にラインがスーッと走ったり、重くなったタイミングで合わせる
春の大型はゆったりしたシャクリと長めのフォールが効く。秋の数釣りはテンポよく探るのがコツだ。
ヤエン釣りの道具と仕掛け
- 竿:磯竿 2〜3号・4〜5m(胴調子)
- リール:スピニング 3000〜4000番
- ライン:ナイロン 3〜4号
- 仕掛け:電気ウキ・活き餌バリ・ヤエン
- アジバケツ:エアポンプ付きで活き餌を管理
ヤエン釣りの流れは「活きアジを泳がせる→イカが抱く→ゆっくり寄せる→ヤエンを投入してフッキング」。イカに違和感を与えないよう、抱いてから寄せるまでの間合いが釣果を分ける。焦らず、じっくり。
まとめ
- ✅ 手軽に始めるならエギング。道具が少なく管理も楽
- ✅ エギングはシャクリ+フォール。アタリはフォール中に出る
- ✅ 大型をじっくり狙うならヤエン釣り。活きアジの管理が要
- ✅ 春は大型・秋は数釣り。シーズンで狙い方を変える

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