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アオリイカ・春エギング完全ガイド|瀬戸内・山陰のタックル・エギ・釣り方・実績ポイント

2026 6/10
釣り方・テクニック ルアー釣り
2026年4月23日2026年6月10日

アオリイカは春と秋に接岸する人気ターゲット。瀬戸内・山陰では、ゲーム性の高いルアー釣り「エギング」と、生き餌を使う「ヤエン釣り」の2スタイルが主流だ。この記事では、それぞれの道具・仕掛け・釣り方のコツを解説する。

目次

アオリイカの2つの釣り方

① エギング

エビに似た形の疑似餌「エギ(餌木)」をしゃくりながら探るルアー釣り。ダート(横方向の動き)とフォール(沈下)でイカを誘う。手軽に始められて、近年いちばん人気のスタイルだ。

  • 適した場所:磯・堤防・藻場周辺
  • ベストシーズン:春(3〜5月/産卵期の大型)・秋(9〜11月/数釣り)
  • 有効な時間帯:朝マズメ・夕マズメ・夜間

② ヤエン釣り

活き餌のアジをウキで泳がせ、抱きついたアオリイカに「ヤエン」と呼ぶ引っかけ道具を送り込んで取り込む釣り。大型を狙いやすく、根強いファンがいる。

  • 適した場所:磯・堤防(アジが泳げる水深3m以上)
  • ベストシーズン:春(大型狙い)
  • エサ:活きアジ 10〜15cm

【2026年春】瀬戸内エギング完全ガイド

結論:春アオリエギングは「3.5〜4号エギ+8フィートロッド」

春のアオリイカは、秋のコロッケサイズと違って1〜2kgクラスの大型がメインターゲット。エギのサイズは3.5〜4号、ロッドは8〜8.6フィートのMクラスが瀬戸内の漁港・堤防での春エギングに最適だ。

アイテム スペック目安 理由
ロッド 8.0〜8.6ft / M〜MH 飛距離と操作性のバランス
リール スピニング 2500番 PE0.6〜0.8号に適合
PEライン 0.6〜0.8号 感度と飛距離を確保
リーダー フロロ 2〜2.5号 根ズレ対策・視認性低下
エギ 3.5〜4号 春の大型アオリに対応
エギング仕掛け構成図

タックル選びの詳細

ロッド:8フィート台が春エギングの主流

エギングロッドは8.0〜8.6フィートのMクラスがオールマイティで使いやすい。短すぎると飛距離が出ず、長すぎると重くてシャクリが疲れる。瀬戸内の堤防・漁港は足場が比較的低いことが多いので、8フィート台がちょうどいい。シマノやダイワなら1万円台からでも十分な性能がそろう。

リール:2500番スピニングが定番

エギング用リールはスピニング2500番が標準。PE0.6〜0.8号を150〜200m巻けるキャパがあり、軽量で長時間のシャクリにも疲れにくい。ギア比はハイギア(HG)以上だとラインスラックを素早く回収できて便利だ。

ライン&リーダー:PE0.6号+フロロ2号が基本

PEラインは0.6〜0.8号がエギングの定番。感度が高く、細くて飛距離も出る。先端にはフロロリーダー2〜2.5号を1〜1.5m接続する。フロロは擦れに強く、水中での視認性が低いのでアオリイカに警戒されにくい。接続はFGノットでしっかりと。

エギ:春は3.5〜4号を複数カラー準備

春のアオリは大型なので、エギも3.5〜4号がメイン。秋の2.5〜3号より一回り大きく、アピール力も高い。カラーは「ケイムラ系」「オレンジ系」「ナチュラル(クリア・ピンク)系」の3色を最低限用意する。日中はナチュラル系、マヅメはケイムラ・オレンジが効きやすい。

🎣 ミケ丸のおすすめ

春エギ 3.5〜4号セット

春の大型アオリ狙いの号数。カラーローテーション用に数色そろえたい。

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エギングの基本アクション:シャクリとフォール

エギングはシャクリとフォールの組み合わせでアオリイカを誘う。

シャクリ(アクション)

  1. 着底を確認(ラインが止まる、テンションが抜ける感覚)
  2. ロッドを鋭く2〜3回シャクってエギを跳ね上げる
  3. リールのハンドルを半回転〜1回転回してラインスラックを取る

シャクリは腕全体ではなく手首のスナップで素早く行うのがコツ。最初はゆっくりでOK、慣れたら徐々にスピードアップしよう。

エギングのシャクリとフォール動作図

フォール(フォーリング)

シャクった後はエギをゆっくり沈める。アオリイカはエギがフォール中にヒットすることが多いので、このフォール時間がとても重要。シャクリ後はロッドを少し下げ、ラインにテンションをかけすぎないようにしてフォール姿勢を保つ。

春イカに効く「ボトムステイ」

春の大型アオリは警戒心が強く、激しいシャクリには反応しにくい。基本は「大きくゆったりしたシャクリ」と「長めのフォール」。さらに春特有の有効な誘いがボトムステイだ。エギを底に着底させ、そのまま10〜30秒動かさずにいると、好奇心旺盛なイカが近づいてバイトしてくる。アタリは「ラインがスッと走る」「穂先がモゾモゾ動く」といった微妙なものが多いので、集中して観察しよう。

瀬戸内で春イカを狙うポイントと時間帯

狙いどころ

  • 藻場(アマモ・ホンダワラ)の周辺:アオリイカは藻に産卵するため、春は藻場が最重要ポイント
  • 水深3〜8mの砂地混じりの根:ベイトが集まりやすく、イカも回遊してくる
  • 潮通しのよい堤防の角:潮流が変化する地点は活性が上がりやすい

藻場はGoogleマップの衛星写真でも探せる。海が黒っぽく見えるエリアは海藻が生えている可能性が高く、ポイントの目安になる。

ベストタイム

  • 朝マヅメ(日の出前後1時間):最もアタリが多い時間帯。春は特に活性が高い
  • 夕マヅメ(日没前後1時間):朝マヅメに次ぐ好機
  • 夜間(常夜灯周り):ベイトが集まる光の境目を狙う

満潮から下げに入るタイミングと時合いが重なると絶好のチャンス。前日に潮見表で確認しておこう。

広島・呉・尾道エリアの春イカ実績ポイント

瀬戸内の漁港・エギング釣りポイント

広島・呉・尾道周辺は潮通しがよく、海藻が豊富なエリアが多い。春イカの実績が高いのは次のあたりだ。

  • 忠海港(竹原市):春シーズンに1.5kg超えの釣果が多い。藻場が豊富で足場もよい
  • 呉市・鹿島大橋周辺:呉市郊外の静かな釣り場。イカの警戒心が低く初心者にも狙いやすい
  • 因島・鏡浦漁港(尾道市):小魚が豊富でアオリイカの寄りがよい。春の大物狙いに定評
  • 大崎上島周辺:島の周辺は潮通しがよく海藻帯が多い。地磯や漁港から手軽にアクセスできる

※釣り場のルール・立ち入り可否は変わることがある。現地の看板や自治体の指示を必ず優先し、ゴミの持ち帰り・近隣への配慮を忘れずに。

釣れないときのチェックリスト

  • ✅ 藻場・海藻帯の近くを攻めているか
  • ✅ エギが底に届いているか(根がかりに注意しながら)
  • ✅ シャクリが激しすぎないか
  • ✅ フォール時間は十分に取っているか
  • ✅ エギのサイズは春用の3.5〜4号か
  • ✅ 潮の動く時間帯に釣りをしているか

春のエギの選び方と定番エギ比較【瀬戸内・山陰】

春のエギ選び 3つのポイント

エギ選びでまず覚えたいのは「サイズ」「カラー」「沈下速度」の3要素だ。

① サイズは3.5号がスタンダード

春の産卵期は大型のアオリイカが狙えるため、基本は3.5号。水深が浅い場所や潮が穏やかなポイントでは3号に落としてもいい。4号以上は使いこなすのが難しく、初心者には不向きだ。

② カラーは潮の透明度で決める

潮が澄んでいる日(晴天・凪)はナチュラルカラー(茶・オレンジ・ピンク)、濁っている日や曇り・雨の日はアピールカラー(金・蛍光・赤)。瀬戸内の春は潮が比較的澄んでいる日が多いので、ナチュラル系が基本になる。

③ 沈下速度(シャロー・ベーシック)

堤防先端や水深2〜5mの浅場ではシャロータイプ(ゆっくり沈む)、水深10m前後の標準ポイントではベーシックタイプ。春の瀬戸内は浅場にイカが集まることが多いので、シャローとベーシックの両方を持っておくと安心だ。

春エギングのおすすめエギ各種

定番エギはこの5つを押さえれば十分

エギは消耗品なので、有名どころの定番から状況に合わせて選べば失敗しない。下の比較表に、瀬戸内・山陰で実績のある定番5つの使い分けをまとめた。個別の宣伝はしない。気になるものがあれば釣具店や通販で号数とカラーを確認して選んでほしい。

定番エギ比較表

商品名 号数 タイプ 価格帯 こんな人に
ヤマシタ エギ王K 3.5号 ベーシック 700〜900円 初心者・まず1本選ぶなら
デュエル アオリーQ RS 3.5号 ラトル 700〜1,000円 濁り潮・活性低いとき
シマノ セフィアクリンチ フラッシュブースト 3.5号 ベーシック 1,200〜1,500円 昼間・サイトフィッシング
ダイワ エメラルダス ステイ RV 3.5号 シャロー 1,000〜1,300円 浅場・初心者でもアタリ取りやすい
ヤマシタ エギ王 LIVE 3号 シャロー 700〜900円 スレたイカ・漁港シャローエリア

まとめ:まずはエギ王Kから始めよう

春の瀬戸内・山陰エギングは4月がピーク。大型のアオリイカが浅場に入るこの時期は、エギさえ合わせれば初心者でも大物のチャンスが十分ある。

まずは「エギ王K 3.5号のナチュラル系カラーをベースに、状況に合わせて変えていく」スタイルがおすすめ。澄み潮ならナチュラル系、濁り潮ならアピール系、昼間の低活性にはフラッシュブースト——この使い分けを覚えるだけで釣果は大きく変わる。

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🎣 ミケ丸が実際に使っている全タックル

釣りスタイルごとに使い分けているロッド・リールを全部公開している。

▶ ミケ丸のマイタックル一覧を見る

🐈 ミケ丸の一言
「どっちから始めればいい?」とよく聞かれる。ぼくの答えは断然エギング。道具が少なく、生き餌の管理もいらないから、思い立った日にすぐ行ける。ヤエンは大型に強くて面白いけど、活きアジの確保がまず一仕事。まずエギングでイカの引きを覚えてから、ヤエンに広げるのがいい。

エギングの道具と仕掛け

  • 竿:エギングロッド 8〜9フィート(ML〜M)
  • リール:スピニング 2500〜3000番
  • ライン:PEライン 0.6〜0.8号 + フロロリーダー 2〜2.5号
  • エギ:2.5〜4号(秋は2.5〜3号、春は3.5〜4号)
  • その他:エギケース、偏光グラス

エギングの基本テクニック

  • シャクリ:2段シャクリ(2回連続でシャクる)でエギをダートさせる
  • フォール:シャクリ後はラインを張らず緩めず、カーブフォールで沈める。アオリイカはこのフォール中に抱くことが多い
  • アタリの取り方:フォール中にラインがスーッと走ったり、重くなったタイミングで合わせる

春の大型はゆったりしたシャクリと長めのフォールが効く。秋の数釣りはテンポよく探るのがコツだ。

ヤエン釣りの道具と仕掛け

  • 竿:磯竿 2〜3号・4〜5m(胴調子)
  • リール:スピニング 3000〜4000番
  • ライン:ナイロン 3〜4号
  • 仕掛け:電気ウキ・活き餌バリ・ヤエン
  • アジバケツ:エアポンプ付きで活き餌を管理

ヤエン釣りの流れは「活きアジを泳がせる→イカが抱く→ゆっくり寄せる→ヤエンを投入してフッキング」。イカに違和感を与えないよう、抱いてから寄せるまでの間合いが釣果を分ける。焦らず、じっくり。

まとめ

  • ✅ 手軽に始めるならエギング。道具が少なく管理も楽
  • ✅ エギングはシャクリ+フォール。アタリはフォール中に出る
  • ✅ 大型をじっくり狙うならヤエン釣り。活きアジの管理が要
  • ✅ 春は大型・秋は数釣り。シーズンで狙い方を変える

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ミケ丸

この記事を書いた人:ミケ丸(魚になれブログ編集長)
広島在住・釣り歴約20年の作業療法士。瀬戸内・山陰の海でかぶせ釣り/メバリング/エギングなどを楽しみ、実際に通って得た知見をもとに初心者向けに解説しています。▶ 運営者プロフィール・編集方針
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この記事を書いた人

mikemaruのアバター mikemaru

広島在住の作業療法士(OT)。釣り歴20年。瀬戸内の島しょ部から山陰の地磯まで、身近なフィールドでかぶせ釣り・エギング・フカセを追求中。三児の父として「家族で楽しめる釣り」を大切にしながら、安全情報と再現性のある釣法を発信しています。

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