
「乗っ込みのチヌを釣りたいけど、フカセ釣りはなんだか難しそう…」——ミケ丸も最初はそう思っていました。でも実は、4月の瀬戸内はチヌ(クロダイ)が堤防のすぐ近くに寄ってくるゴールデンタイム。釣り歴20年のミケ丸が積み上げてきた実釣の知恵を、今回は惜しみなく公開します。
なぜ4月の瀬戸内でチヌが釣れるのか
チヌ(クロダイ)は春になると産卵のために沿岸の浅場へと移動してきます。これが「乗っ込み」と呼ばれる現象です。瀬戸内海では水温が16〜18℃に上がる4月上旬から中旬にかけてがピーク。この時期は体力をつけるために積極的にエサを食う個体が多く、通常なら食い渋るような日でも意外とアタリが出るのが乗っ込みシーズンの特徴です。
ミケ丸の経験では、大潮前後の中潮が特に釣れやすい。潮の動きが適度にあって、コマセと刺し餌が同調しやすい条件が整います。暖かい日が3〜4日続いた後が狙い目で、水温が急に上がった翌日の朝まずめはひときわ反応がいい印象です。
瀬戸内の春チヌが釣れるポイント

漁港の常夜灯周辺・船着き場
瀬戸内では漁港内の船着き場や常夜灯周辺が定番の春チヌポイント。底が砂泥で貝殻や捨て石が混じっている場所にチヌはよく定着します。水深は2〜5mほどで、岸壁際ギリギリを攻めると釣果が上がりやすい。
磯が絡む外堤防・テトラ帯
磯に隣接した外向きの堤防やテトラ帯も好ポイント。藻場が広がっているエリアでは、産卵床を探して乗っ込んできたチヌが長期間居着く傾向があります。ただしテトラ帯はタモ網が届きにくいため、ランディングに十分注意してください。
河川の河口周辺
春先に雨が続いて淡水が流れ込む河口エリアも要チェック。チヌは汽水域に強い魚で、河川からの養分を求めてベイトと一緒に集まってきます。広島県の太田川や芦田川の河口周辺は毎年春に良型が出るポイントとして知られています。
⚠️ 釣り場をご利用の方へ
- 現地ルールを必ず確認してください
この記事は2026年4月時点の情報です。釣り禁止・立ち入り禁止区域などは変更されることがあります。現地の看板や自治体の指示を必ず最優先し、ルールを守って利用しましょう。 - 近隣施設・住民の方への配慮
付近には住宅や事業所が隣接しています。騒音、アイドリング、違法駐車などは厳禁です。釣り場の存続のためにも、節度ある行動をお願いします。 - ゴミは必ず持ち帰りましょう
「来た時よりも美しく」を合言葉に、各自で環境保護にご協力ください。 - 安全対策の徹底
足場の状況や海象により危険が伴う場合があります。特にお子様連れの場合は、ライフジャケットの着用など十分な安全対策を講じてください。
※本マップの利用により生じた事故やトラブルについて、当ブログは一切の責任を負いかねます。
実釣で使うフカセ釣りの仕掛け

ウキと仕掛けのセッティング
春のチヌは基本的に底層を泳いでいるため、ウキ下は底から5〜10cmほど上に設定するのが基本。まずは検錘器(もしくは重めのオモリ)で水深を計測してからウキ下を決めましょう。ただし乗っ込みシーズンは浅いタナで食ってくることも多いので、アタリがなければタナを50cmずつ上げて探ってみてください。
ウキはG2〜B程度の自立ウキもしくは円錐ウキが使いやすい。潮が速い場所では重めのG2〜Bウキ、潮が緩い内湾や漁港内ではG5〜G3の軽い設定が馴染みやすいです。
ハリスと針の選び方
ハリスはフロロカーボン1.5〜2号を基準に。水がクリアな春の瀬戸内では、細いハリスのほうが食いが良いことが多いです。ただし大型が多い乗っ込みシーズンは2号以上にしておいたほうが安心。針はチヌ針3〜4号で、刺し餌のオキアミが自然にフワッと漂うよう、針先が隠れるくらいの刺し方を意識してください。
コマセと刺し餌の同調を意識する
フカセ釣りの命は「コマセと刺し餌の同調」。コマセを撒いた場所に刺し餌が届いていなければ釣れません。ミケ丸の場合、仕掛けを投入してからウキ目がけてコマセを3杯追い撒きし、刺し餌がコマセの帯に入るよう意識しています。
コマセは生オキアミ3kgにチヌ用集魚材を混ぜた配合餌が基本。春の堤防釣りであれば半日分でオキアミ3kg+集魚材1袋程度が目安です。刺し餌はオキアミの生(鮮度の良いもの)のほか、コーンや生ミック(ボイルオキアミ+コーン混合)も外道よけに有効です。
春チヌを釣るための実釣テクニック5選
1. 「2秒待ちアワセ」でバラシを減らす
ウキが消えたとき、すぐに竿を立てる「早アワセ」はチヌには禁物。ウキが完全に消えてから2秒数えて、ゆっくり大きくアワせるのがコツ。特に春の乗っ込みは活性が高いので、しっかり吸い込んでから合わせるほうが針がしっかり口の中に掛かります。
2. 潮の「動き出し」と「緩み始め」を狙う
チヌは潮が動き始めた直後と、逆に流れが緩む「潮止まり前後」に口を使うことが多い。潮が止まり切ったときはコマセが溜まりすぎてチヌが散ることもあるので、動き始めを優先的に狙いましょう。釣行前に潮見表をチェックしておくことで「当たり時間」が予測できます。
3. 岸壁際の「際狙い」
堤防際や岸壁のキワは、チヌが好む隠れ場所があります。特にコンクリートの割れ目や継ぎ目周辺には貝やカニが集まりやすく、チヌが回遊してきます。際から30cm以内に仕掛けを入れて、壁に沿って流していくイメージで攻めてみてください。
4. エサ取り(コッパグレやフグ)を「かわす」作戦
春の浅場ではコッパグレ(小グレ)やフグ、スズメダイなどのエサ取りが多発します。ミケ丸がよくやるのは「2段構え」——コマセを多めに撒いてエサ取りを遠めに集め、その隙間に仕掛けをすべり込ませる方法。刺し餌をボイルオキアミやコーンなどエサ取りが嫌がるものに換えるのも有効です。
5. 朝まずめは移動せずに「待つ」
春の乗っ込みチヌは朝まずめに回遊することが多い。ポイントを絞ったらコマセを撒き続け、最低30分は同じ場所でじっくり待つのがミケ丸流。「アタリがない=チヌがいない」ではなく、「まだ来ていない」可能性も高いので焦りは禁物です。
春チヌフカセのおすすめ道具
ロッドは磯竿1〜1.5号・5.3m前後がバランスがいい。スピニングリールは2500〜3000番にナイロン2〜2.5号を100m巻いておけば十分です。予算に余裕があればレバーブレーキ付きリールがあるとやり取りが楽になります。
まとめ|4月の瀬戸内フカセ釣りは「乗っ込みチヌ」を狙え
春の瀬戸内のフカセ釣りは、コマセと刺し餌の同調・潮のタイミング・際の攻め方この3つを押さえるだけで釣果が大きく変わります。釣り歴20年のミケ丸も、毎春この時期が一番ワクワクします——乗っ込み大型チヌを掛けた瞬間の引きは本当に病みつきになりますよ。
「初めてフカセ釣りに挑戦したい!」という方は、ぜひこの4月のチャンスを逃さずに。道具一式揃えても意外とコストはかかりません。ぜひ瀬戸内の堤防でミケ丸と一緒に春チヌを狙ってみてください!
参考文献・出典
やっぱり釣果情報を確認して連れている時期を確認すること場所についてははっきり書いていないものが多いけど 大まかには参考になることが多いのでその辺をちゃんと見てから釣り場に行くことが大事 実際 一番大事なのは場所だと思います 連れなければ移動するのも一つの手です



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