カレイの主な釣り方
カレイは砂泥底に生息する底物で、春の「花見ガレイ」と冬の荒食いシーズンが特に狙い目。キスやアナゴと同じ投げ釣りタックルで狙えます。
① 本格投げ釣り(遠投スタイル)
専用の投げ竿とスピニングリールを使い、50〜100m以上遠投して砂地の沖を狙うスタイル。強い引きを楽しめ、大型カレイが期待できます。
- 適した場所:砂浜・広い堤防・砂地の沖堤防
- ベストシーズン:3〜5月(花見ガレイ)・11〜2月(荒食い期)
- エサ:イソメ(マムシ)・チロリ・ユムシ
② ちょい投げ釣り(堤防・波止)
短めの竿で20〜40m程度の近距離を探るスタイル。重い仕掛けや強靭なタックルは不要で、ファミリーや初心者にも親しみやすい釣り方です。
- 適した場所:堤防・港内の砂地・河口
- ベストシーズン:通年(春・冬がチャンス)
- エサ:イソメ・ゴカイ
③ 船カレイ
遊漁船に乗り、船下や近場のカレイポイントを狙う釣り。岸釣りより大型が多く、数釣りも期待できます。胴付き仕掛けで底をトントンと探ります。
- 適した場所:瀬戸内の砂泥底ポイント(遊漁船利用)
- ベストシーズン:冬〜春
必要な道具
本格投げ釣りのタックル
- 竿:投げ竿 4〜4.5m(振出または並継・25〜30号負荷)
- リール:投げ専用スピニング(シマノ アクティブキャスト・ダイワ リバティクラブ等)
- ライン:ナイロン 3〜4号(または PE1号+力糸)
- 仕掛け:カレイ専用仕掛け(2〜3本針)・遊動天秤 25〜30号
- エサ:マムシ(本虫)・イソメを房掛けにするとアピール大
ちょい投げのタックル
- 竿:万能竿・投げ竿 2.7〜3.6m(10〜15号負荷)
- リール:スピニング 2000〜3000番
- ライン:ナイロン 2〜3号
- 仕掛け:ちょい投げセット(天秤+2本針)10〜15号
カレイ釣りのコツ
- 竿先を見る:プルプルした小さなアタリが出たら、追い食いを待って大きく合わせる
- 置き竿でOK:投げてドラグを緩め、竿掛けで待つスタイルが基本
- エサは長め:イソメを10cm以上の房掛けにしてアピール力を上げる
- 満潮前後:潮が動く満潮・干潮の前後2時間がゴールデンタイム
【花見ガレイ完全ガイド】山陰・瀬戸内のカレイ投げ釣り
花見ガレイとは?産卵後の荒食いを狙え
「花見ガレイ」とは、桜の咲く3月下旬〜4月に起こるカレイの荒食い期を指す釣り師の言葉です。冬の産卵を終えたカレイは消耗した体力を取り戻そうと浅場に移動し、積極的にエサを追い始めます。

山陰エリアの特徴
島根・鳥取の日本海側は荒磯と砂浜が交互に続く変化に富んだ地形が特徴。4月に水温が上昇すると、マコガレイ・ムシガレイが浅場に接岸します。宍道湖周辺の汽水域、浜田・境港・赤碕エリアの砂浜は花見ガレイの名所として全国に知られています。
瀬戸内エリアの特徴
広島・岡山・香川・愛媛の瀬戸内は穏やかな内海で潮の干満差が大きいのが特徴。潮が動き出すタイミングに活性が上がりやすく、江田島・牛窓・今治周辺が春カレイの好漁場です。
タックルと仕掛け完全解説
ロッド・リール・ライン
- ロッド:4〜4.5mの投げ専用ロッド(30〜35号対応)。堤防なら3〜3.5mの磯竿も可。
- リール:大型スピニングリール4000〜5000番。ドラグ付き必須。
- ライン:PEライン1〜1.5号(飛距離重視)またはナイロン3〜4号。
- オモリ:ジェット天秤25〜30号。根がある場所では遊動式天秤を使用。
仕掛けの作り方(自作派向け)
カレイ釣り仕掛けのシンプルな構成です。
- 道糸の先にサルカンで力糸(ナイロン5〜6号・1m)を接続
- ジェット天秤25〜30号を取り付ける
- ハリス(フロロカーボン1.5〜2号・30〜40cm)にカレイ針12〜14号を結ぶ
- 2本バリ仕掛けにするとヒット率アップ
初心者には市販のカレイ仕掛けセットが手軽でおすすめです。
エサ:青イソメの房掛けが鉄板
青イソメ2〜3本を重ねて針に刺し、長いタラシを出す「房掛け」でアピール力を高めましょう。手に入らない場合はマムシ・塩イソメでも代用可能です。

中級者向け釣り方テクニック
遠投 + 定期的な「引き釣り」
カレイは静止したエサよりわずかに動くエサに反応します。仕掛け投入後、5〜10分おきに竿先を小さくあおって仕掛けを動かす「引き釣り」が効果的。慣れたら2〜3本竿を出して遠投(50〜80m)・中距離(30〜50m)・近距離(10〜30m)と距離帯を変え、アタリが集中した層を重点攻略します。
大潮・中潮の満潮前後2時間が勝負
カレイは潮が動き始めると一気に活性が上がります。大潮・中潮の満潮前後2時間が最大のチャンスタイム。釣行前に潮汐表を必ずチェックしましょう。
ポイント選びの4原則
- 砂地・砂泥底:カレイが潜む底質が基本条件
- 潮通しの良い堤防先端・角:海流が当たる場所が好ポイント
- 水深1〜5mの浅場:春は意外に浅いところで釣れる
- 河川河口・汽水域付近:栄養豊富でカレイが集まりやすい
4月 山陰・瀬戸内おすすめポイント8選

【山陰①】境港・弓ヶ浜(鳥取)
境水道は潮通し抜群でマコガレイの良型が狙える好ポイント。隣接する弓ヶ浜は全長17kmの広大な砂浜で、サーフからの遠投が気持ちよく決まります。
【山陰②】浜田港(島根)
西部最大の漁港で足場がよく釣りやすい環境。港内の砂地にカレイが潜み、春は数釣りが楽しめます。駐車場・トイレも整備済み。
【山陰③】宍道湖周辺(島根)
宍道湖流入河川の汽水域は栄養豊富で良型が出やすいポイント。春のカレイは特に食べ頃の脂がのっています。
【山陰④】東浜・赤碕(鳥取)
砂浜が続く海岸でカレイの回遊ルート上。朝まずめの遠投釣りで実績が高く、地元アングラーに愛されるエリアです。
【瀬戸内①】江田島・能美島(広島)
広島湾に浮かぶ島の周辺は好ポイントが多数点在。堤防先端からの遠投で大型カレイが期待できます。
【瀬戸内②】牛窓・日生(岡山)
穏やかな内海で砂地のポイントが多く、花見ガレイの実績が高いエリアです。牡蠣筏周辺も好ポイントとして知られています。
【瀬戸内③】今治周辺(愛媛)
来島海峡の強い潮流周辺は大型カレイが期待できます。干潮前後を外して釣行するのがポイントです。
【瀬戸内④】東かがわ・引田(香川)
砂浜と岩礁が混在するエリアで、春のカレイだけでなくチヌも狙える総合力の高い好漁場です。
釣れたカレイの美味しい食べ方4選
4月の花見ガレイは脂がのって食べ頃。釣り上げたらクーラーに氷締めして持ち帰りましょう。
- 煮付け(定番中の定番):醤油・みりん・砂糖で甘辛く仕上げる。皮目の旨みが最大限に引き出される。
- から揚げ:小型カレイは骨まで食べられてカリッと絶品。鱗とエラを取って揚げるだけ。
- 刺身:新鮮な大型は薄造りで。透き通った白身の淡白な甘みが上品で格別。
- 塩焼き:シンプルに塩を振って焼くだけで春の「縁側(えんがわ)」のコリコリした旨みが楽しめます。
まとめ:山陰・瀬戸内の花見ガレイを攻略しよう
山陰・瀬戸内の花見ガレイは、青イソメを房掛けにして遠投し、引き釣りでカレイを誘う——このスタイルが基本です。大潮・中潮の満潮前後を狙い、砂地のポイントに仕掛けを入れれば数釣りも良型も期待できます。
山陰なら境港・弓ヶ浜・浜田港、瀬戸内なら江田島・牛窓と、アクセスしやすいポイントも豊富。釣れたカレイは煮付けや刺身で春の恵みを味わいましょう。今年の4月、ぜひ花見ガレイを狙いに出かけてみてください!
瀬戸内の釣り公園・漁港で「花見ガレイ」!のんびり投げ釣りで家族時間を楽しもう
「花見ガレイ」って何?初心者が知っておきたい基礎知識
「花見ガレイ」とは、桜の咲く4月ごろに産卵を終えたカレイが荒食いする時期のこと。魚が積極的にエサを追ってくれるため、初心者でも釣りやすい絶好のシーズンです。投げて待つだけのシンプルな釣り方なので、子供連れのファミリーにも最適。カレイのサイズは20cm前後の小型が多いですが、それでも十分楽しい引きを味わえますよ。
なぜ釣り公園・漁港が初心者・ファミリーにおすすめ?
五日市・廿日市エリアの釣り公園や漁港は、足場がしっかり整備されていて転落リスクが少なく、安全に釣りを楽しめます。釣り公園の多くは「一瞬子供から目を離しても大丈夫な場所」が多いのも嬉しいポイント。ただし、子供のライフジャケットは絶対に必須です。安全を確保した上で、のんびりとした時間を家族で楽しんでください。
また、地元の釣具店も充実しているため、エサや仕掛けの入手にも困りません。わからないことは釣具店スタッフに聞くのが一番の近道です。
初めての投げ釣り!必要な道具(コスパ重視)
ロッド・リール
投げ釣り専用でなくても大丈夫。5,000〜10,000円台の入門セットで十分楽しめます。
- ロッド:投げ釣り用3〜4m。入門モデルで十分です
- リール:スピニングリール3000〜4000番。ドラグ付きがあれば十分
- ライン:ナイロン3号が扱いやすくてトラブルが少ない(PEより絡みにくい)
仕掛けとエサ
- 仕掛け:釣具店の市販「カレイ投げ釣り仕掛け」でOKです。針のサイズなど迷ったら釣具店スタッフに聞いてみてください。「初心者なんですが…」と一言言えば丁寧に教えてもらえます
- ジェット天秤:20〜27号が使いやすい。ワイヤーにオモリが通った形状で底を転がりながら引いてこられる、カレイ投げ釣りの定番オモリです
- エサ:青イソメ(アオイソメ)を2〜3本の「房掛け」に。地元の釣具店で購入できます
仕掛けの組み方

🎣 組み立て手順
※ジェット天秤も市販仕掛けも釣具店でまとめて購入できます。「カレイの投げ釣りをしたいんですが」と伝えればセットで案内してもらえます。
瀬戸内おすすめスポット(五日市・廿日市エリア)

五日市・廿日市エリアの漁港・釣り公園
五日市・廿日市エリアには、ファミリーで安心して釣りができる漁港や釣り公園がいくつかあります。足場が整備されていて、比較的水深も安定しているポイントが多いです。釣具店スタッフに「今カレイが釣れているポイントはどこですか?」と聞くと、その時期の情報を教えてもらえるのでぜひ活用してください。
投げ釣りの最大の魅力:のんびり時間を楽しむ釣り
投げ釣りの魅力は、何と言っても待ちながら別のことができること。竿を2〜3本並べて、コーヒーやお茶を飲みながら、お菓子をつまみながら、友人や家族とおしゃべりする。アタリが来たら竿を手に取る——この繰り返しです。
ミケ丸自身は正直なところ、かぶせ釣りのようにアタリを集中して取り続ける忙しい釣りの方が好きなので、投げ釣りの頻度はそれほど多くありません。でも、たまに行くとこの「のんびり感」がとても心地よくて。「ああ、これはこれで最高だな」と思います。
時間をゆっくり楽しみたい人・家族連れには、投げ釣りは本当に最高の釣りだと思っています。釣れても釣れなくても、春の海を眺めながら過ごす時間は十分価値があります。
初心者でも釣れる!5つのコツ
- 仕掛けをゆっくり引いて誘う:着底後、2〜3分おきにゆっくり手前に引く「引き釣り」が効果的
- エサは房掛けで大きく:青イソメを2〜3本、針から長く垂らすとカレイへのアピール力がアップ
- 満潮前後が狙い目:カレイは潮が動く時間帯に活性が上がる。特に満潮前後1時間
- 朝早めに行く:魚の活性が高まる時間帯。早起きして朝の投げ釣りがおすすめ
- 2〜3本竿を並べる:複数の竿を出して広範囲を探ると、釣れる距離・方向が早く見つかる
ファミリー釣行 準備チェックリスト

初めての釣りは「忘れ物」が多くなりがち。前日にチェックしておきましょう!
- タックル一式(竿・リール・仕掛け・ジェット天秤)
- 青イソメ(アオイソメ)+ハサミ・エサ箱
- 竿立て(砂浜に刺せるタイプ)
- バケツ・タオル・手洗い用水
- クーラーボックス(氷を忘れずに!)
- 日焼け止め・帽子・ライフジャケット(子供には必須!絶対に忘れないで)
- 長靴またはマリンシューズ(堤防や漁港は意外と濡れます)
- コーヒー・お茶・お菓子(待ち時間を楽しむための必需品)
まとめ:今年の春、家族で花見ガレイに挑戦しよう
花見ガレイの投げ釣りは、難しいテクニックいらずのシンプルな釣り。20cm前後の小型カレイでも、その引きは十分に楽しい。釣れなかった日も、春の瀬戸内の海を眺めながらコーヒーを飲んで過ごした時間は、それはそれで最高の一日です。
仕掛けのことは釣具店スタッフに気軽に聞いてOK。「初心者なんですが花見ガレイをやってみたくて」と言えば、必要なものを全部教えてもらえます。難しく考えずに、まず行ってみることが大事です。
五日市・廿日市エリアの釣り公園・漁港で、家族みんなで春の投げ釣りを楽しんでみてください!
広島在住・釣り歴約20年の作業療法士。瀬戸内・山陰の海でかぶせ釣り/メバリング/エギングなどを楽しみ、実際に通って得た知見をもとに初心者向けに解説しています。▶ 運営者プロフィール・編集方針

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